英検準2級プラス面接の3コマ説明|20秒で時系列を組み立てる方法

英検準2級プラスの3コマ説明を練習する高校生

面接の3コマを見た瞬間、何から話すか決められず、準備時間だけが過ぎた経験はありませんか? 細かい物まで説明しようとして時系列が崩れる、動詞が出ず途中で止まる、という悩みもあります。

この記事を読むと、20秒で各コマの「中心人物・行動・変化」を拾い、順序を示す表現でつなぐ方法が分かります。細部に迷わず、物語の流れを英語で説明できるようになります。

そもそも英検準2級プラスの3コマ説明とは

3コマの物語の流れを整理する学習場面

英検公式の準2級プラス試験内容では、面接は約7分で、問題カードのイラストについて展開を説明する質問があります。考える時間は20秒で、説明の言い出し部分は問題カードに印刷されています。2026年9月17日に英検公式の試験内容とバーチャル二次試験を確認しました。

この問題で求められるのは、絵にある物を単語で並べることではありません。1コマ目から3コマ目までに、誰が何をして、状況がどう変わったかを聞き手に伝えることです。背景の小物をすべて説明する必要はなく、物語の中心となる出来事を優先します。

結論から言えば、各コマを「人物+行動」の1文で捉え、必要なときだけ場所・目的・気持ちを補うと、途中で迷いにくくなります。3コマを別々に見るのではなく、出来事がつながる一本の流れとして読むことがポイントです。

20秒では「誰・行動・変化」の順に見る

20秒で人物・行動・変化を確認する面接練習

最初に中心人物を固定する

準備時間が始まったら、まず3コマを通して登場する人物を探します。主語を毎回考え直すと時間を使うため、「the boy」「the woman」「they」のように、話の中心を最初に決めます。人物が複数いる場合も、動作の中心になっている人から見ます。

次に各コマの動詞を一つ決める

1コマにつき、中心となる動作を一つ選びます。たとえば「見つけた」「相談した」「始めた」のように、日本語で短く言える状態にします。英単語が出ないときは、難しい表現を探さず、saw、talked、went、started、decidedなど、使える動詞へ言い換えます。

最後にコマ間の変化を確認する

2コマ目と3コマ目では、「その結果、何が変わったか」を見ます。場所が変わったのか、人物が新しい行動を始めたのか、問題が起きたのかを確認します。ここが分かると、then、after that、laterなどを使って順番を示しやすくなります。

説明は「つなぎ語+主語+動詞」で組み立てる

短い英文を時系列で話す高校生

話し始めたら、完璧な長文を作ろうとせず、短い文を確実につなげます。基本の順番は次の通りです。

  1. 印刷された言い出し部分を落ち着いて読む
  2. 1コマ目の中心人物と行動を述べる
  3. ThenやAfter thatで2コマ目へ進む
  4. LaterやFinallyで3コマ目の変化を述べる

たとえば、ある生徒が地域活動を知り、友人と相談し、最後に活動へ参加する流れなら、次のように組み立てられます。

One day, a student saw a notice about a community event. Then, he talked about it with his friend. Later, they joined the event and helped some people.

これは試験問題の転載ではなく、練習用に作成した例です。重要なのは、各文の主語と動詞を明確にし、時間の流れを聞き手が追えるようにすることです。難しい形容詞や長い関係詞を使うより、基本文を正しく続ける方が練習の再現性が高まります。

家庭では「20秒準備→録音→3点確認」を繰り返す

スマートフォンで英語面接練習を録音する生徒

家庭練習では、毎回違うイラストに挑戦する前に、同じ題材を使って手順を固定します。まず20秒だけ絵を見て、「誰・行動・変化」を日本語のメモで確認します。その後、英語で説明して録音します。録音を聞くときは、発音の細かさより先に、次の3点を確認してください。

  • 3コマすべてに触れているか
  • 各文に主語と動詞があるか
  • 出来事の順番が伝わるか

最初から時間内に話せない場合は、1コマにつき1文だけ作ります。次に、コマの間へThenやLaterを加えます。最後に、理由や結果を一つ補います。この順番なら、何ができていないのかを切り分けられます。

言葉が詰まった場所も記録します。人物を表す語が出ないのか、動詞が出ないのか、過去形で迷うのかによって、必要な練習は変わります。面接練習を回数だけ増やすより、停止した原因を一つずつ直す方が効率的です。

保護者が見るポイントと塾へ相談する目安

個別指導で英検面接の課題を確認する講師と生徒

保護者の方が英文を細かく添削できなくても、「3つの場面が順番に説明されているか」「同じ人物の話が途中で変わっていないか」は確認できます。内容を日本語で説明してもらい、その後に英語で言い直させると、絵の理解不足と英語表現不足を分けて見られます。

20秒で話の流れを整理できない、毎回同じ基本動詞で止まる、録音しても主語と動詞が抜ける状態が続く場合は、面接だけでなく語彙や文法へ戻る目安です。会話の聞き取りにも不安がある場合は、準2級プラスの会話リスニング対策、説明文の流れを追う練習は説明文リスニング対策もあわせて確認してください。

3コマ説明は、長い英文を暗記する問題ではありません。人物、行動、変化を順番に捉え、知っている英語で短く伝える練習を重ねることで、20秒の使い方が安定します。

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