英検準2級の過去問を解くと、前半の4択に時間を使いすぎて長文が終わらない、あるいはEメールと英作文のどちらかが空欄になることがあります。英語力だけの問題とは限りません。80分をどの問題に使うか、先に決めていないことが原因かもしれません。
結論から言うと、筆記80分のうちリーディング40分、ライティング35分、最終確認5分を最初の仮配分にし、過去問3回の実測で自分用に調整します。リスニング約25分は別枠です。以下はSPIREが練習用に提案する配分例であり、英検が指定する大問別の制限時間ではありません。
英検準2級の試験時間と問題数を先に確認
2026年10月29日時点の英検公式情報では、準2級の一次試験はリーディング・ライティング80分、リスニング約25分です。リーディングは短文の語句補充15問、会話文の空所補充5問、長文の語句補充2問、長文の内容一致7問で、ライティングはEメール1題と英作文1題です。英検公式・準2級の試験内容で最新形式を確認してください。
筆記80分の時間配分例|最初はこの7区分で練習
| 問題 | 目安 | 終了時点 |
|---|---|---|
| 短文の語句補充15問 | 12分 | 12分 |
| 会話文の空所補充5問 | 6分 | 18分 |
| 長文の語句補充2問 | 8分 | 26分 |
| 長文の内容一致7問 | 14分 | 40分 |
| Eメール | 15分 | 55分 |
| 英作文(意見論述) | 20分 | 75分 |
| マーク・英文の最終確認 | 5分 | 80分 |
この表は「前から解く」場合の時計の目安です。ライティングが苦手なら先にEメールと英作文に取り組む順番でも構いません。重要なのは、2題とも解答を残す時間を確保すること。筆記の順番は、過去問で試してから固定します。
時間が足りなくなる原因は3つに分けられる
① 知らない単語1語に立ち止まる
短文4択では、知らない選択肢を全部訳そうとすると時間を失います。まず空所に必要な品詞を見て、次に前置詞と動詞の組み合わせなど熟語を確認し、最後に文脈で絞ります。判断がつかない問題には印をつけ、いったん先へ進みます。具体的な手順は大問1の4択の解き方で確認できます。
② 長文を全文和訳してから設問に戻る
長文は先に設問で「何を聞かれるか」を確かめ、段落ごとに主な内容を短くつかみます。答えを選ぶときは、本文の根拠位置に戻り、主語・時制・数字などの違いを確認します。読み返す場所を限定するのが目的です。長文が読めない原因と根拠の探し方も参照してください。
③ ライティングの構想に時間を使いすぎる
Eメールでは返答と質問2つ、英作文では意見と理由2つを、英文を書く前に短いメモへ分けます。日本語の長い下書きは不要です。ライティング2題だけの詳しい時間配分では、書く工程と見直しをさらに細かく扱っています。
練習例|時計を使って「止まった原因」を記録する
例えば短文4択で12分の予定が17分になった場合、単に「5分オーバー」と書くのではなく、品詞で絞れなかった2問・熟語を知らなかった1問・考えすぎた2問のように原因を分けます。これは記録方法を示す架空の練習例であり、生徒の実績ではありません。
長文なら「設問先読み」「段落要旨」「根拠位置への戻り」のどこで止まったかを記録します。ライティングなら「理由作り」「英文への変換」「見直し」にかかった時間を別々に記録します。時間を縮める練習と、理解不足を補う練習を混同しないことが大切です。
家庭で今日からできる20分の練習
- 最初の2分で前回の失点原因を一つ選ぶ。
- 10分だけ該当する大問を解き、迷った問題に印をつける。
- 5分で答えの根拠・品詞・熟語・英文構造を確認する。
- 最後の3分で「次回は何分で、何を変えるか」を一行で記録する。
週末には英検公式の過去問・音声を使って筆記80分の通し練習を行います。3回分を同じ条件で解き、時間配分を見直してください。初回は配分どおりに進まなくても構いません。配分を守るために空欄を増やすより、原因を特定して次回の練習を変えます。
リスニングは筆記80分とは別に練習する
リスニング約25分は筆記の残り時間で調整するものではありません。選択肢の先読み→音声を1回で聞く→ディクテーション→根拠確認→音のつながりの確認→シャドーイングという順番で、聞き取れなかった理由を直します。Part1〜3のリスニング総合対策も参考にしてください。
時間配分を測る過去問の使い方は準2級の過去問を始める時期と復習手順にまとめました。
関連する勉強法と無料学習計画
試験まで8週間ある場合は中学生向け8週間ロードマップ、残り1か月なら4週間の直前対策を確認してください。時間配分は英語力に合わせて変わるため、過去問の答案と各大問の所要時間をセットで残すと改善点が見つかりやすくなります。
SPIREでは、単語・長文・ライティング・リスニングのどこで時間が止まるかを確認し、家庭で実行できる学習計画を考えます。英検準2級の無料学習計画・無料相談はこちら。