Eメールに時間をかけすぎて意見論述が途中になり、見直しまで進めなかった経験はありませんか? 考える時間と書く時間が混ざる、問題ごとの終了時刻を決めていない、という悩みもあります。
この記事を読むと、二題それぞれに「読む・考える・書く・見直す」の終了時刻を置く方法が分かります。過去問の記録に合わせて配分を調整し、二題を最後まで書けるようになります。
そもそも準2級ライティング二題の時間配分とは

準2級の一次試験にはEメール問題と意見論述があります。英検公式の試験内容と問題冊子を2026年9月10日に確認すると、Eメールは40~50語を目安に、相手のメールへの返答と下線部への具体的な質問を二つ書きます。意見論述は50~60語を目安に、自分の意見と二つの理由を書きます。
二題とも英文を書く問題ですが、考える材料は異なります。Eメールは相手の文から返答材料を拾いやすく、意見論述は自分で理由を作る時間が必要です。そこで、普段から「どちらに時間がかかるか」を記録し、自分の遅い工程を知ることが第一歩になります。
形式は英検公式・準2級の試験内容と公式問題冊子で必ず最新情報を確認してください。
時間配分の作り方

最初はライティング全体に三十分前後を確保する練習から始め、Eメール十二分、意見論述十五分、二題の見直し三分という仮の配分を置きます。これは全員に固定する正解ではありません。実際に解き、Eメールが早く終わる生徒は意見論述へ時間を移し、質問作りに迷う生徒はEメールへ数分足します。
大切なのは「残り時間を見て急ぐ」ことではなく、終了時刻を先に決めることです。たとえば開始時刻を答案の端に小さく書き、十二分後には完成度が七割でも次へ進みます。空欄のまま終わるより、二題とも条件を満たす英文を残すことを優先します。
時間を使いすぎる三つの場所
- 日本語の理由を立派にしようとして迷う
- 知らない単語を思い出そうとして止まる
- 一文を書き直し続けて全体が進まない
該当する場所が分かれば、時間不足は「速く書く練習」ではなく、止まる原因の練習へ変えられます。
書く前のメモを短くする

意見論述では、英文を書く前に賛成・反対、理由一、理由二を一語か短い日本語でメモします。文章で下書きすると、英訳する前に時間を使い切ります。たとえば「便利」「時間節約」「家族」といった材料だけを書き、知っている英語で主語・行動・結果へ分けます。
Eメールでは、相手への返答、質問一、質問二の三枠を作ります。質問は同じ内容を言い換えるのではなく、場所・時・人・方法・理由など違う角度から選びます。詳しくはEメールの基本構成と質問を二つ作る考え方も確認してください。
家庭でできる時間練習

家庭練習では、いきなり毎回二題を通して解く必要はありません。月曜は二分で材料メモ、火曜はEメールだけ、水曜は意見論述だけ、週末に二題通しというように分けます。各回で「読む・考える・書く・見直す」に何分かかったかを記録してください。
時間を縮めるときは一度に三分以上削らず、まず迷って手が止まった時間を減らします。書く速度そのものより、使える表現を決めておくこと、簡単な英語へ言い換えること、理由を二つに整理することが安定につながります。
最後の三分で見る順番
- 二題とも指定された内容があるか
- 文が途中で切れていないか
- 主語と動詞、単数・複数、時制
- 語数の目安から大きく外れていないか
一語ずつ読み直すより、確認項目を固定した方が短時間でミスを見つけやすくなります。
記録表で「止まった理由」まで残す
練習後は、合計時間だけでなく、止まった場所と原因を一行で残します。「理由二が出ず二分止まった」「質問文の語順を直して三分使った」「知らない単語を別の表現へ変えられなかった」のように書けば、次回の練習内容が決まります。毎回の所要時間だけを比べると、急いだ結果なのか、手順が身についた結果なのかを区別できません。答案と記録をセットで保管し、一週間ごとに同じ原因が減っているかを見てください。
また、制限時間を短くする前に、時間内で条件を満たせた回を二回続けることを目安にします。偶然早く書けた一回だけで配分を変えると、別のテーマで崩れやすいためです。まず仮の配分で完成を安定させ、その後、一分ずつ調整します。本番では時計を確認する時刻を二、三か所に絞ると、何度も時間を見て集中が切れることも防げます。
保護者の確認事項と相談の目安

保護者の方は「もっと速く」と急かすより、どの工程で止まったかを一緒に確認してください。考える段階で止まるなら理由作り、英文にする段階なら語彙・文法、見直しで直せないなら確認手順が課題です。答案の良し悪しだけでなく、工程別の時間が分かると支援しやすくなります。
二週間ほど練習しても毎回片方が空欄になる、簡単な理由でも英文にできない、時間内に書けても同じ文法ミスが続く場合は、第三者に答案と作業手順を見てもらう目安です。
英検対策は、級ごとの出題形式と一人ひとりの課題を理解した英検専門塾で学ぶことが効果的です。SPIREがあなたを合格へ導きます。現在、無料相談を随時受け付けています。
筆記全体で時間が足りない場合は、リーディングとライティングを合わせた80分の時間配分も参考にしてください。

