「英検3級を受けると決めたものの、単語・文法・リスニング・英作文のどこから手を付ければよいか分からない」という経験はありませんか? 問題集を最初から順番に解いても、学校の定期テストや部活動が重なると予定が崩れ、勉強を止めてしまう中学生も少なくありません。
過去問をいつ始めるのか、面接練習まで今から必要なのか、保護者の方も判断しにくいところです。この記事を読むと、現在地を確認してから8週間の学習を組み立てる順番と、平日・休日に続けやすい1週間の学習モデルが分かります。8週間での合格を保証する計画ではなく、苦手技能に時間を配分するための土台として活用してください。
そもそも英検3級では何を学ぶ?

英検公式では、3級は5級・4級で身に付けた基礎力の集大成で、中学卒業程度とされています。一次試験はリーディング・ライティング65分とリスニング約25分、一次試験合格後の二次試験は英語での面接約5分です。
3級からは、選択肢を選ぶだけでなく、Eメールへの返信と自分の意見を書くライティング、面接で質問に答えるスピーキングが加わります。そのため、単語帳だけを8週間繰り返すのではなく、「読む・書く・聞く・話す」を段階的につなげる必要があります。
試験形式は2026年9月25日に、英検公式・3級の過去問と試験内容と英検公式・3級の試験内容詳細で確認しました。
1週目に現在地を確認する

最初に過去問を1回分だけ解く
勉強を始める前に、時間を測って公式過去問を1回分解きます。目的は合否の予想ではなく、語彙・文法、読解、リスニング、ライティングのどこで止まるかを知ることです。分からない問題に長く粘らず、迷った箇所に印を付けます。
間違いを4技能に分ける
採点後は、単語を知らなかった、文法で語順を誤った、長文の根拠を探せなかった、音声の質問を聞き取れなかった、英作文を書き始められなかった、のように原因を分けます。正答率だけを見るより、次の1週間で何を直すかが明確になります。
学習時間を先に固定する
平日は学校の宿題を含めず20〜30分、休日は45〜60分など、実際に確保できる時間を決めます。毎日60分という無理な予定より、「帰宅後に単語10分、夕食後に技能練習20分」のように開始時刻と内容を固定した方が続きます。
英検3級を目指す8週間の学習順序
文法の復習でどこから戻るか迷う場合は、英検3級の文法範囲と苦手単元の確認順も参考にしてください。

1〜2週目:語彙と中学文法の穴を埋める
過去問で間違えた単語を中心に、英語を見て意味を言うだけでなく、短い例文の中で使い方を確認します。文法はbe動詞と一般動詞、時制、助動詞、不定詞、比較、受動態、現在完了など、止まった単元へ戻ります。すべてを最初からやり直さず、誤答の原因から優先してください。
3〜4週目:読解とリスニングを毎週回す
長文は設問を確認してから、人物・時・場所・理由を本文に印付けします。リスニングは解いて終わりにせず、聞き取れなかった一文を原稿で確認し、音声に合わせて言い直します。週に一度は同じ問題へ戻り、根拠を説明できるか確かめます。
5〜6週目:ライティングを型から練習する
Eメール問題では相手の質問に対応して答え、意見英作文では結論と理由をつなげます。最初から難しい英文を書かず、主語と動詞のある短い文を正確に並べます。書いた答案は、質問に答えているか、同じ表現を繰り返していないか、時制がそろっているかを確認します。
7週目:過去問と面接の基礎を組み合わせる
一次試験を時間内に1回通して解き、直後ではなく翌日に解き直します。面接は本格的な暗記より、音読、質問語の聞き分け、短い一文で返す練習から始めます。一次対策を減らしすぎず、一日5分程度の音読と応答を加えます。入室から退室までを通して練習する際は、英検3級二次試験の流れを確認してください。
8週目:新しい教材を増やさず弱点を再確認する
最後の週は、間違いノート、覚え直した単語、書き直した英作文を見直します。新しい問題集へ移るより、過去に間違えた問題を自力で解けるか確認します。睡眠時間を削った詰め込みは避け、試験当日の時間配分も決めておきます。
中学生向け1週間の学習モデル

| 曜日 | 学習内容 | 目安 |
|---|---|---|
| 月 | 単語復習+文法1単元 | 25分 |
| 火 | 短い読解+根拠確認 | 25分 |
| 水 | 単語復習+リスニング | 25分 |
| 木 | ライティング1題 | 30分 |
| 金 | 今週の誤答だけ解き直す | 20分 |
| 土 | 技能別問題または過去問 | 50分 |
| 日 | 休養、遅れの調整、音読 | 0〜15分 |
毎日すべての技能を行わなくてよい
一日に単語・文法・長文・リスニング・英作文を詰め込むと、復習が薄くなります。単語は短時間で繰り返し、技能練習は曜日ごとに分けます。学校行事で休んだ日は翌日に倍量を行わず、日曜日か次週の計画で調整します。
週末に「できた量」ではなく誤答を確認する
問題集を何ページ進めたかより、同じ間違いが残っていないかを確認します。三回続けて正解できた項目は復習間隔を空け、まだ迷う項目へ時間を移します。受験時期の判断に迷う場合は、英検3級のレベルと受験時期も確認してください。
保護者の確認事項と相談の目安

保護者は学習時間より開始できた日を確認する
毎日「何点だった?」と聞くより、予定した時刻に始められたか、困った箇所を残せたかを確認します。できなかった日は叱るのではなく、時間帯・教材・量のどこが合わなかったかを一緒に調整してください。
相談した方がよい状態
- 過去問を解いても、どの技能が弱いのか本人が説明できない
- 中学文法の複数単元で止まり、戻る順番を決められない
- 英作文を毎回白紙に近い状態で終える
- 学校との両立で計画が2週間以上進まない
この場合は教材を増やす前に、現在地と優先順位を整理する必要があります。直前期ほど、本人の弱点と使える時間に合わせて計画を絞ることが大切です。試験日を決める際は、英検の日程・合格点まとめ、技能別の記事は英検3級カテゴリーから確認できます。
毎日の語彙復習を具体化したい方は、英検3級の単語を覚える方法|中学生が続けやすい1日15分の復習も参考にしてください。
一度受験して結果が出た後は、英検3級に落ちた後の一次・二次別の立て直し方を使い、成績表から次に優先する技能を決めてください。
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