英検4級と3級の違い|ライティングと面接を始める前に知りたいこと

英検4級と3級の違いを確認する生徒と先生

「4級に合格したから、そのまま3級へ進んで大丈夫?」と迷った経験はありませんか? 選択問題は解けても、英作文で何を書けばよいか分からない、英語で質問されると黙ってしまいそう、と不安になる中学生は少なくありません。

4級をもう一度受けるべきか、3級対策を始めるべきか、保護者の方も判断に迷いやすいところです。この記事を読むと、英検4級と3級の試験形式・必要な力の違いが分かり、ライティングと面接を始める前に確認すべき準備を具体的に決められます。

そもそも英検4級と3級は何が違う?

教室で英語の基礎問題に取り組む生徒

英検公式では、4級は中学中級程度、3級は中学卒業程度が目安です。4級の級認定はリーディングとリスニングで判定されます。任意のスピーキングテストはありますが、その結果は4級の級認定には影響せず、スピーキングテスト単位で判定されます。

3級は一次試験でリーディング・ライティング・リスニングを受け、合格すると二次試験の面接へ進みます。知識を選択肢から選ぶだけでなく、自分で英文を作り、相手の質問に英語で答える力が必要になる点が大きな違いです。

比較 4級 3級
公式レベル 中学中級程度 中学卒業程度
級認定に使う技能 読む・聞く 読む・書く・聞く・話す
一次試験 リーディング35分、リスニング約30分 リーディング・ライティング65分、リスニング約25分
話す試験 任意のスピーキングテスト約4分 一次合格後、面接約5分

試験形式は2026年9月25日に、英検公式・4級の過去問と試験内容と英検公式・3級の過去問と試験内容で確認しました。

3級で「書く・話す」が加わる意味

先生と英語の学習計画を確認する生徒

選べることと使えることは別の力

4級の選択問題では、文法や単語を見分けられれば正解できます。3級では、同じ知識を使って主語と動詞を決め、語順を整え、自分の考えとして表現します。「見れば分かる」状態から「何も見ずに作れる」状態へ移す練習が必要です。

3級のライティングは2つの課題

現在の3級には、Eメールへの返信を書く問題と、質問に対する自分の意見を書く英作文があります。単語だけで答えず、質問に対応した内容を複数の英文でつなげます。正しい文法だけでなく、問いに答えているかも重要です。

面接は暗記した文章を読む試験ではない

3級の二次試験では、約30語のパッセージ音読、文章やイラストへの質問、受験者自身に関する質問があります。音読練習だけで終わらず、聞かれた内容を理解して短く答える練習まで必要です。

3級ライティングを始める前の3つの準備

机で英作文の練習をする生徒と先生

1.4級文法で短い英文を作る

過去形、未来表現、助動詞、比較、不定詞などを選択問題で終わらせず、身近な内容で一文ずつ作ります。たとえば「昨日したこと」「週末にしたいこと」を、主語と動詞を意識して書きます。

2.質問の種類を見分ける

What、When、Where、Who、Why、Howのどれを聞かれているかに印を付け、答えの形を決めます。Whyなら理由、Whenなら時、Whatなら内容が必要です。質問とずれた英文を増やすより、まず一文で正しく答えます。

3.意見と理由をセットにする

「賛成です」だけで止めず、「なぜなら便利だからです」のように理由を続けます。日本語で意見と理由を短くメモし、知っている英語へ置き換える順番なら、書き始めの停止を減らせます。

3級の受験時期そのものに迷う場合は、先に英検3級は中学生の何年生レベルかを判断する記事で、学年と現在地の考え方を確認してください。

3級面接を始める前の3つの準備

英文をノートに書いて練習する中学生

音読は意味のまとまりで区切る

一語ずつ切って読むのではなく、主語と動詞、前置詞を含むまとまりを意識します。発音だけに集中せず、誰が何をしている文章かを理解すると、続く内容質問にも答えやすくなります。

質問の最初の語を聞き取る

Do youならYes/No、Whatなら内容、How manyなら数を答えます。全文を一度で聞き取れなくても、質問語と中心の名詞をつかめれば、答えの方向を決められます。

短い一文をすぐ返す

最初から長く話そうとせず、I like soccer. や I usually study at home. のような一文を素早く返します。慣れたら理由や情報を一文追加します。家庭では一日一問、保護者が日本語で質問を選び、本人が英語で答えるだけでも練習になります。

3級へ進む判断と保護者の確認事項

教室で英語学習に取り組む中学生たち

3級対策を始めてよい目安

  • 4級レベルの語彙・文法問題を時間内に安定して解ける
  • 身近なことを短い英文で一文書ける
  • 英語の質問にYes/Noだけでなく一文で答えられる
  • 試験日までライティングと面接の練習時間を確保できる

すべて完璧である必要はありません。一方、4級問題で知らない単語が多い、be動詞と一般動詞が混ざる、過去形になると止まる場合は、3級の問題集を進める前に基礎へ戻る方が効率的です。

保護者は正解数だけでなく止まる場所を見る

「4級に合格したから3級」と自動的に決めず、英文を書くときに止まるのか、質問を聞くと止まるのかを確認してください。弱点が一つなら家庭練習を組みやすく、複数技能で止まるなら学習順序の整理が必要です。

関連記事として、検定回を決めるときは英検の日程・合格点まとめ、今後公開する3級対策は英検3級カテゴリーから確認できます。

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