英検準2級プラスのリーディング時間配分|読解45分・書く問題40分の目安

英検準2級プラスのリーディング時間配分を考える高校生

過去問を解くと長文の途中で時間が足りなくなり、英文要約や英作文を急いで仕上げた経験はありませんか? 読めないわけではないのに一問で粘ってしまう、書く問題へ移る時刻を決められない、という悩みもよくあります。

この記事を読むと、85分の中で読解・英文要約・英作文・見直しへ時間を振り分ける開始案と、問題を切り上げる基準が分かります。過去問の記録に合わせて、自分の時間配分を調整できるようになります。

そもそも英検準2級プラスの85分とは

英検準2級プラスの問題を時計を見ながら解く高校生

2026年9月12日に確認した英検公式の試験内容では、一次試験のリーディング・ライティングは合わせて85分です。リーディングは短文の語句空所補充17問、長文の語句空所補充6問、長文の内容一致選択8問。続いて英文要約1題と英作文1題があります。

つまり「85分あるから長文を丁寧に読める」と考えると、書く2題の時間が消えます。公式は各大問の標準時間を指定していません。以下の配分はSPIREが提案する練習開始時の目安であり、公式基準ではありません。必ず公式過去問を時間を計って解き、自分の記録で調整してください。

要約まで残す解く順番

英検準2級プラスの問題を解く順番を整理する学習風景

読解45分・書く問題40分を開始案にする

最初の試走では、ライティング40分、リーディング45分を一つの出発点にできます。たとえば英文要約15分、英作文20分、全体確認5分を先に確保し、開始45分後を「書く問題へ移る締切」にします。読解45分の内訳は、短文語彙10〜12分、長文空所8〜10分、内容一致20〜22分、移動や見直し3〜5分が目安です。

終了予定時刻を先に書く

この開始案を使うときは、腕時計や教室の時計で「残り時間」を見るだけにしないことが大切です。問題冊子の余白へ、読解終了の予定時刻、要約終了の予定時刻、英作文終了の予定時刻を先に三つ書きます。開始時刻からの経過時間に直せば、時計の表示が会場ごとに違っても混乱しません。

記録に合わせて配分を調整する

ただし、要約で骨組みを作るのに時間がかかる生徒は、書く時間を45分に増やして構いません。逆に読解の正答率が高く、英作文が安定しているなら読解へ少し戻せます。重要なのは「何分で全部読むか」ではなく、決めた時刻に未練なく次へ移ることです。ライティングが不安な場合は最初に書く2題を処理する順番も、過去問で比較してください。

語彙・空所補充を切り上げる基準

英検準2級プラスの長文で設問の根拠に印を付ける高校生

短文語彙は知識問題なので、長く考えれば必ず思い出せるとは限りません。選択肢を見て意味・品詞・語法のどれも判断できないときは印を付け、いったん先へ進みます。迷った問題番号を問題冊子の余白へまとめておけば、見直しで探す時間も減ります。

長文空所補充では、空所の前後だけで決めず、段落の話題と接続関係を確認します。それでも二つに絞れない場合は仮決定して進みます。未知語への対処は知らない単語が出たときの読み進め方、語彙の土台づくりは準2級プラスの単語対策も参考にしてください。

長文は設問と根拠を往復する

リーディング後の要約時間を確保して英文を書く高校生

長文を読む前には、タイトルや冒頭文から「誰の何についての文章か」を一言で予測します。段落を読み終えるたびに、余白へ日本語で五〜十字ほどの要点を置くと、設問の根拠へ戻りやすくなります。全文和訳やきれいなメモは不要です。目的は理解の証明ではなく、選択肢を判断できる場所を残すことです。

内容一致問題で時間を失う生徒は、本文を完璧に訳してから設問へ進みがちです。先に設問の主語、時点、問いの中心を短く確認し、本文を段落ごとに読んで該当する根拠へ印を付けます。選択肢は「本文に似た単語があるか」ではなく、人物・因果・時系列が根拠と一致するかで判断します。

一つの設問で根拠が見つからないときは、同じ段落を何度も最初から読まず、次の設問へ進んで位置情報を増やします。最後に戻ると、ほかの設問から文章全体の流れが見え、根拠の候補を絞れることがあります。要約へ移る締切が来たら、未処理の読解問題があっても書く問題へ進み、全体確認の時間で戻ります。

家庭で時間配分を調整する方法

英検準2級プラスの時間記録を親子で確認する家庭学習

家庭練習では、正答数だけでなく「大問を終えた時刻」「迷って止まった問題」「要約と英作文に使った時間」を1枚へ記録します。1回の結果で配分を変えず、同じ条件で2〜3回試し、毎回遅れる区間だけを5分単位で調整しましょう。8週間全体の組み方は準2級プラスの学習計画で確認できます。

保護者は「もっと速く読みなさい」と急かすより、締切時刻を守れたか、空欄を減らせたか、書く2題を最後まで完成できたかを一緒に確認してください。読む速度、語彙、文構造、要約のどこが原因か分からないまま毎回時間切れになる場合や、配分を変えても正答率が大きく崩れる場合は、塾へ相談して技能別に診断する目安です。

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