英検準2級ライティングの文法ミスを減らす見直し順|最後の3分で確認すること

英検準2級ライティングの文法ミスを見直す中学生

答案を見直したはずなのに、三単現のsや複数形など同じ文法ミスが残った経験はありませんか? 最初から読み返すだけで時間がなくなる、どこを確認すればよいか分からない、という悩みもあります。

この記事を読むと、最後の3分で主語と動詞、名詞、時制、つづりなどを一項目ずつ確認する順番が分かります。毎回同じ見直し手順を使い、見落としを減らせるようになります。

そもそも文法ミスはどう見直す?

英作文を書き終えて時計を確認する中学生

2026年9月6日に英検公式情報を確認したところ、準2級の一次試験ではライティングとしてEメール1題と、質問に対する意見論述1題が出題されます。リーディング・ライティングの試験時間は80分です。形式は変わる可能性があるため、受験前には英検公式「準2級の試験内容」も確認してください。

英検公式のライティング採点観点は「内容・構成・語彙・文法」の4つです。文法では、文構造の種類と、それらを正しく使えているかが見られます。ただし、見直しの時間に新しい難しい構文へ書き換える必要はありません。まず、すでに書いた英文が文として成立し、基本的な形がそろっているかを確認するほうが安全です。

英文を意味だけで読み返すと、書いた本人の頭が不足を補ってしまいます。「今回は動詞だけ」「次は名詞だけ」のように見る対象を絞ると、短時間でもミスを発見しやすくなります。

最後の3分で確認する5つの順番

英作文の主語と動詞を印で確認する手元

1.すべての文に主語と動詞があるか

最初に、ピリオドから次のピリオドまでを一文として区切ります。それぞれの文に「誰・何が」に当たる主語と、動作・状態を表す動詞があるかを確認します。Becauseで始めた語句だけが独立していないか、接続詞の前後が正しい文になっているかも見ましょう。

2.主語と動詞の形が合っているか

次に動詞へ印を付け、主語をたどります。主語がhe、she、itや単数名詞で現在形なら、動詞のsを確認します。主語が複数なら、不要なsが付いていないかも確認します。肯定文だけでなく、doesやcanの後が動詞の原形になっているかも要注意です。

3.名詞の単数・複数と冠詞を確認する

数えられる名詞を一つだけ述べるなら、a、an、theなどが必要ではないかを確認します。複数の人や物を表しているのに複数形のsが抜けていないかも見ます。ここでは「名詞に丸を付ける」と決めると、動詞と混ぜずに点検できます。

4.時制が内容と合っているか

普段のことや一般的な意見なら現在形、過去の経験なら過去形、将来の予想ならwillなど、伝えたい時間に合う形かを確認します。一文ごとに時制を変えるのではなく、なぜその時制なのか説明できるかを見るのがポイントです。

5.最後にスペル・大文字・句読点を見る

最後は単語を一つずつ追い、よく使う語のスペル、文頭の大文字、文末のピリオド、Iの大文字を確認します。意味を考えながら読むと見落としやすいため、指や鉛筆で単語を追うとよいでしょう。時間が足りなければ、自分が過去によく間違えた単語を優先します。

よくあるミスは「自分の答案」から絞り込む

英作文の見直し項目をチェックする中学生

文法項目を幅広く覚えても、試験中にすべて確認することはできません。まず過去3〜5回分の練習答案を並べ、指摘されたミスを「動詞」「名詞」「時制」「スペル」「文の形」に分けてください。繰り返している項目が、その生徒の優先チェック項目です。

たとえば動詞の形を毎回間違えるなら、「主語→動詞」の確認に多く時間を使います。冠詞の指摘が多いなら名詞を重点的に見ます。全員が同じ長いチェック表を使うより、自分のミス上位3項目に絞った小さな表のほうが、実際の答案で使いやすくなります。

また、見直しで修正した箇所には印を残しましょう。どのミスを自力で発見できたかが分かると、知識不足と見落としを分けられます。文法そのものを理解していない場合は復習が必要ですが、理解しているのに見落とす場合は、確認手順の反復で改善できます。

難しい日本語を無理に英語へ直した結果、文の形が崩れる場合は、関連記事「書けない日本語を簡単な英語へ言い換える3ステップ」も参考にしてください。

家庭でできる「書く5分・直す3分」練習

家庭で親子が英作文の一文を見直す様子

家庭では、毎回50〜60語の全文を書かなくても構いません。最初は理由と説明の2〜3文を5分で書き、続けて3分で見直します。「主語と動詞」「単数・複数」「スペル」のように、決めた順番で印を付けながら確認してください。

確認後は、正しい形へ直して終わりにせず、なぜ直したかを日本語で一言説明します。「主語がstudentsだから複数」「canの後だから原形」のように言えれば、知識を使って修正できています。説明できない修正は、次回また同じ間違いになりやすいため、教科書や文法教材の該当項目へ戻ります。

保護者の方は、英文の正誤をすべて判断する必要はありません。「いつもと同じ順番で確認した?」「今日は自分で何個見つけた?」「なぜ直したか説明できる?」と尋ねてください。ミスの数だけを責めず、自分で発見できた箇所を記録すると、見直しが形だけになりにくくなります。

英検準2級ライティングの評価に影響しやすい4つの例

英検のライティングは、内容・構成・語彙・文法の観点で評価されます。「このミスは必ず何点減点」と固定できるものではありません。以下は見直しのためのオリジナル例で、公式の採点例ではありません。詳しい基準は英検公式の採点観点を確認してください。

  1. 内容:「理由を2つ書く」課題で、同じ理由を表現だけ変えて2回書く。→時間と費用など、異なる視点で考え直す。
  2. 構成:Firstの理由を説明する前にSecondへ移り、最後に最初の理由へ戻る。→意見・理由1・説明1・理由2・説明2・結論の順に整理する。
  3. 語彙:同じeasyを何度も使い、意味が曖昧になる。→言いたいことに合う基本語へ言い換え、無理に難語を使わない。
  4. 文法:He go to school every day. と書く。→主語がHeなので He goes … に直す。

Eメールでは、指定された質問が抜けていないかも最初に確認しましょう。答案を直すときは、4観点を一度に直そうとせず、まず内容の不足、次に文の形を確認します。家庭での総合チェックには4観点の自己添削表を使えます。

塾へ相談したほうがよい目安

英検専門塾で英文の書き直し指導を受ける生徒

次の状態が続く場合は、答案と文法学習をつなげる指導を受けることをおすすめします。

  • 見直しても、添削で同じミスを何度も指摘される
  • 主語や動詞を自分で見つけられない
  • 修正理由を説明できず、正解だけを書き写している
  • 文法を気にすると時間内に書き終わらない
  • 難しい表現を使うほど文の形が崩れる

SPIREでは、完成答案の点数だけでなく、書いた直後の答案、本人が見直した後の答案、添削後の答案を比べます。どの段階なら自力で直せるかを確認すると、必要なのが文法の学び直しか、見直し手順の練習かを切り分けられるためです。

英検対策は、級ごとの出題形式と一人ひとりの課題を理解した英検専門塾で学ぶことが効果的です。SPIREがあなたを合格へ導きます。現在、無料相談を随時受け付けています。

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※試験形式・採点情報は2026年9月6日に英検公式サイトで確認しました。最新情報は必ず公式ページをご確認ください。

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