英検3級Eメール問題の書き方|相手の質問へ漏れなく答える3ステップ

英検3級Eメール問題の書き方と3ステップ

英検3級のEメール問題で、英文の意味は分かったのに、相手の質問へ一つしか答えられなかったという経験はありませんか? 書き始めてから時制が合わないことに気づいたり、15〜25語に収めようとして必要な答えを削ってしまったりする中学生も少なくありません。

この記事では、受信したEメールから答えるべき2問を見つけ、質問の形に合う短い英文を3ステップで組み立てる方法を説明します。読み終わるころには、何を先に確認し、どの順番で書き、最後に何を見直せばよいかを自分で判断できるようになります。

そもそも英検3級のEメール問題とは

英検3級Eメールで2つの質問に線を引く中学生

2024年度から加わったライティング問題

英検3級のEメール問題は、知り合いから届いた英文メールを読み、返信を書く形式です。2024年度のリニューアルで、従来の意見論述に加えて出題されるようになりました。現在の3級一次試験では、リーディング・ライティング・リスニングに取り組みます。

必ず守りたい3つの条件

公式問題では、相手のEメールにある下線部の質問2つへ答え、返信部分を15〜25語で書きます。相手のメールに対応していないと判断された答案は0点になることがあるため、難しい表現より「2問とも答えること」が優先です。解答欄の外に書いたものは採点されず、文末の名前も不要です。

形式は2026年9月29日に、英検公式・3級の試験内容と英検公式・3級の過去問で確認しました。受験回によって問題文は変わるため、練習前に最新の公式資料も確認しましょう。

意見論述とは作業の順番が違う

英検3級ライティングの基本では、自分の答えと理由2つを組み立てます。一方、Eメール問題は自分の主張を広げる前に、相手が何を尋ねたかを正確に受け取る問題です。まず質問を特定し、その範囲で必要十分な返信を作ります。

2つの質問を「疑問詞・時制・答え方」で読み分ける

疑問詞と時制と答え方を整理する学習イメージ

疑問詞が求める情報を一語でメモする

Whatなら物事、Whereなら場所、Whenなら時、Whoなら人、How manyなら数を答えます。問題用紙の質問に線を引き、横へ「物」「場所」のように日本語で一語だけメモすると、別の内容を書いてしまう事故を減らせます。

助動詞・be動詞・一般動詞で時制を決める

What did you make?なら過去形、What will you do?なら未来の予定、What do you usually do?なら習慣です。質問の動詞を丸で囲み、同じ時間軸で答えます。語数を増やす前に、動詞の形が質問と合っているかを確かめましょう。

Yes/Noだけで終わらせない

Did you enjoy it?にYes, I did.だけでも反応はできますが、もう一文短い情報を足すと、相手に伝わる返信になります。ただし、2問目を答える前に詳しく書きすぎないことが大切です。

返信を3ステップで組み立てる

2問への答えと一言を3ステップで組み立てる中学生

ステップ1:1問目を主語+動詞で答える

最初の質問の語をそのまま並べ直すのではなく、主語と動詞がある文にします。「誰が・どうした」が見えれば、文の骨組みが崩れにくくなります。分からない単語を無理に使わず、中学校で習った語に言い換えて構いません。

ステップ2:2問目を独立した文で答える

次に、2問目への答えを別の文で書きます。1問目と2問目をandで長くつなぐより、短い2文に分けた方が、答え漏れと主語・動詞の不足を見つけやすくなります。書いた直後に、問題文の2本の下線へ一つずつチェックを付けます。

ステップ3:余裕があれば短い感想を足す

2問へ答えても15語に届かない場合は、It was exciting.やI enjoyed it with my friends.のように、内容に合う短い感想を足します。先に感想を書いて語数を使い切らないよう、「答え1→答え2→一言」の順番を固定しましょう。

理由や具体例が思いつかず止まる場合は、身近な場面から理由を作る方法も参考になります。ただしEメールでは、理由を広げるより質問への直接回答が先です。

オリジナル例題で書き方と見直しを確認する

時間を測り語数と2問への回答を確認する中学生

2問を先に取り出す

たとえば友人のメールに「先週の日曜日、学校の料理イベントに参加した」という話があり、How many students joined it?とWhat did you make there?の2問があったとします。求められているのは「人数」と「作った物」で、どちらも過去の出来事です。

16語で2問へ答える例

About twenty students joined it. I made vegetable soup with my friends, and it was delicious.

この返信は16語です。1文目で人数、2文目で作った物へ答え、最後に短い感想を加えています。豪華な表現はありませんが、質問との対応が明確です。実際の試験では、問題に指定された返信欄へ書きます。

提出前は「2・時・語・文」の順に見る

  • 2:下線部の2問へ一つずつ答えたか
  • 時:質問と同じ時制になっているか
  • 語:15〜25語に収まっているか
  • 文:各文に主語と動詞があるか

スペルだけを最初から全部見直すより、この4点を順番に確認する方が、大きな失点につながる見落としを先に拾えます。基礎文法に不安がある場合は、英検3級文法の優先順位も合わせて確認してください。

家庭での10分練習と相談の目安

保護者とEメール答案を確認する中学生

1日10分で「読む・書く・直す」を回す

最初の2分で質問2つに線を引き、次の5分で返信を書き、最後の3分で語数と時制を確認します。同じ問題を翌日にもう一度書き、初回より短時間で正確に答えられるかを見ると、使える文の型が定着します。学習全体の配分は英検3級を8週間で目指す学習モデルも参考にしてください。

保護者は英語の正誤より答えの対応を見る

保護者の方は、まず問題文の2問と答案の2文を線で結べるか確認してください。「この文はどちらの質問への答え?」と尋ねるだけでも、本人が答え漏れに気づけます。その後で語数、主語・動詞、時制の順に見ます。一度に細かなミスを全部指摘せず、次の答案で直す項目を一つ決めると続けやすくなります。

添削を相談したい目安

2問を見つけられるのに英文へできない、毎回15語未満になる、過去形と現在形が混ざる状態が続くなら、単語暗記だけでは解決しにくい段階です。答案を持参して、止まる工程が「質問理解・文の骨組み・語彙・見直し」のどこかを切り分けると、練習内容を絞れます。

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