Eメール問題を前に、返答・質問・語数のどれから考えればよいか分からず止まった経験はありませんか? 質問を二つ書いても内容が重なる、返答が短くまとまらない、という悩みもあります。
この記事を読むと、「相手への返答と補足→質問1→別の特徴への質問2」という順番が返信例文で分かります。40〜50語を目安に、条件を満たしたEメールを書けるようになります。
そもそも準2級Eメール問題とは

2026年9月19日に英検公式情報を確認したところ、準2級の一次試験では、ライティングとしてEメール一題と英作文一題が出題されます。リーディング・ライティングの試験時間は80分です。Eメールでは、受け取った内容に対応する返信を書くことが求められます。詳しくは英検公式「準2級の試験内容」で確認できます。
公式の問題冊子では、Eメールに分かりやすく答えること、下線部の特徴について具体的な質問を二つすること、解答部分を40〜50語を目安に書くことが示されています。つまり、採点される答案に近づく第一歩は、自由に話題を広げることではなく、求められた役割を漏らさないことです。
答案を「返答」「質問1」「質問2」の三つに分けると、何が足りないかを自分で確かめやすくなります。表現を増やすのは、その骨組みを安定させてからで十分です。
書く前に三つの条件を拾う

Eメール本文を読んだら、すぐ英文を書き始めず、次の三点に印を付けます。
- 相手が最後に尋ねていること
- 下線が引かれた話題
- その話題について尋ねられる特徴
特に混同しやすいのが、相手の質問に「答える」部分と、自分から「質問する」部分です。ここを一緒に考えると、質問に答え忘れたり、下線部と関係のない疑問文を書いたりします。まず日本語で「答えは何か」「何を二つ知りたいか」を短くメモしてください。
たとえば、友人が新しい放課後クラブについて知らせ、その活動内容に下線が引かれていたとします。相手から休日の過ごし方を尋ねられたなら、返答は休日について書きます。一方、二つの質問は活動内容について作ります。返答の話題と質問の話題は同じとは限らない、という点が重要です。
問題文の条件を読み違えやすい場合は、先に「問題文を読み違えない3ステップ」も確認してみてください。
返信の基本構成を三つの箱に分ける

返信は、次の順番で組み立てると整理しやすくなります。
箱1 相手の質問に答える
最初に、相手が尋ねた内容へ一文か二文で答えます。長い意見を書く必要はありません。答えだけで終わらず、理由や補足を一つ加えると、読み手にも内容が伝わりやすくなり、語数も整えやすくなります。
箱2 下線部について質問する
次に、下線部について知りたいことを疑問文にします。まずは When / Where / Who / How many / How often / How long など、聞きたい特徴に合う疑問詞を選びます。主語と動詞の順番まで確認し、単語だけのメモで終わらせないようにします。
箱3 別の特徴をもう一つ質問する
二つ目は、一つ目と異なる情報を尋ねます。「いつ」と「どこ」、「何人」と「どのくらいの頻度」のように視点を分けると、同じ質問の言い換えになりません。
挨拶やつなぎ表現は便利ですが、条件を満たす本文より先に暗記すると、書いた気になって必須部分を落とすことがあります。まず三つの箱を作り、その後で自然につながるように整えましょう。公式問題では解答欄の下に結びの表現があり、その後へ名前を書く必要はないと案内されています。実際の配置は英検公式の準2級問題冊子で確認できます。
返信例文で三つの役割を確認
以下はSPIREのオリジナル練習例です。相手が「新しい写真クラブ」に入り、「休日は何をしますか」と尋ねた場面を想定します。質問する対象は写真クラブです。
I usually play tennis with my sister on weekends. We practice in a park near our house because we both like sports. I have two questions about your new photography club. How many members are there? How often do you meet?
前半は休日の過ごし方と補足、後半はクラブの人数と活動頻度への質問です。例文を丸暗記せず、相手の質問と下線部に合わせて内容を入れ替えてください。
家庭でできる練習と保護者の確認

家庭では、毎回いきなり40〜50語の完成答案を書かなくても構いません。最初の一週間は、問題を読んで次の日本語メモを作る練習から始めます。
- 相手の質問を日本語で短く書く
- その答えと補足を一つ決める
- 下線部について知りたい特徴を二つ選ぶ
- 二つの疑問文だけ英語にする
- 最後に全体をつないで語数を数える
保護者の方は英語の正誤をすべて直そうとせず、まず「相手の質問に答えたか」「下線部について二つ尋ねたか」「二つの質問が別の内容か」を確認してください。英文法の添削と、課題条件の確認を分けると、本人も直す目的を理解しやすくなります。
一度書いたら、翌日は問題文だけを見て三つの箱を再現します。同じ模範解答を書き写すより、自分で条件を拾い直す練習の方が、題材が変わったときに使える力につながります。全体の学習順は「8週間で仕上げる学習計画」も参考にしてください。
塾へ相談したい目安

次の状態が続く場合は、表現集を増やす前に、答案と書く過程を一緒に見てもらうとよいでしょう。
- 相手の質問への答えを毎回落とす
- 下線部と関係のない質問を書く
- 疑問文の語順を一人で直せない
- 二つの質問が同じ内容になる
- 40〜50語に収めようとして必要な文を削る
- 添削後も、次の問題で同じ迷い方をする
SPIREでは、完成答案だけでなく、問題文のどこに印を付け、どの日本語メモから英文へ変えたかも確認します。質問への返答、疑問文、語彙・文法のどこで止まっているかを切り分けることで、次に必要な練習が具体的になります。無料相談では、実際に書いた答案をお持ちいただければ、現在の課題を整理できます。
英検対策は、級ごとの出題形式と一人ひとりの課題を理解した英検専門塾で学ぶことが効果的です。SPIREがあなたを合格へ導きます。現在、無料相談を随時受け付けています。
※試験形式・語数などは2026年9月19日に英検公式情報で確認しています。受験前には必ず最新の公式情報をご確認ください。

